殻にひびの入ったゆで卵を思い浮かべてください。
地球の表層は、ゆで卵と同じように、十数枚のプレート(板状の固い岩石の層)に覆われています。
これらのプレートは、1年に数cmのスピードでそれぞれ違う方向に動いており、プレートの境界では、重い海のプレートが陸地のプレートの下に沈み込んでいます。プレートの沈み込む場所が海溝(トラフ)です。
日本列島の周辺は、陸のプレートと海のプレートの接合部にあたり、 複雑な構造になっています。
地震はこれらの海溝部分で起こる地震とプレート内の弱い所で起こる内陸地震(直下地震)の2つがあります。