風水害対策

モデルプロジェクトの実施

モデルプロジェクトの始動

「荒川、利根川などの大河川が決壊した場合、浸水域は広範囲におよび、全域が水没する市区町村も発生することが想定されるため、行政境を越えた広域避難について検討することが必要となりました。
そうしたことから、大規模水害発生時に自治体の枠を越え、迅速な連携を可能にする仕組みづくりを目指し、まず、荒川流域の決壊、はん濫をモデルとして国機関・地元自治体による新たな検討組織の立ち上げを行いました。」

モデルプロジェクトの運営

プロジェクト構成員

川口市、戸田市、鳩ヶ谷市、松戸市、市川市、足立区、葛飾区、江戸川区
埼玉県、千葉県、東京都
関東地方整備局、荒川下流河川事務所

プロジェクトの目的

  • 緊密に情報交換できる「顔の見える関係」の構築を目指します。
  • 都県境を挟んだ、災害時の広域的な相互応援のあり方を検討します。
  • 荒川のはん濫を想定した広域的課題をモデルケースとします。

プロジェクトの目標

  • 短期目標:1都2県8区市の災害時の「ホットライン」の設置
  • 中期目標:荒川などの河川水位を共通の指標にした行動指針の作成
  • 長期目標:被災自治体を周囲の自治体が相互に応援できる枠組みづくり