委員会の取組

風水害による広域避難対策の取組

荒川、利根川などの大河川が決壊した場合、浸水域は広範囲におよび、全域が水没する市区町村も発生することが想定されるため、行政境を越えた広域避難について協議会にて検討しました。大規模水害発生時に自治体の枠を越え、迅速な連携を可能にする仕組みづくりを目指し、まず、荒川流域の決壊、はん濫をモデルとして国機関・地元自治体による新たな検討組織の立ち上げを行いました。

広域避難協議会の取組み

第1回広域避難協議会

日時 平成19年2月26日(月)
参加都県市 埼玉県、東京都、川口市、足立区
議題 足立区洪水ハザードマップの作成について
成果 足立区が作成する荒川洪水ハザードマップに隣接する川口市への避難ルートを記載しました。

第2回広域避難協議会

日時 平成19年7月10日(火)
参加都県市 千葉県、東京都、市川市、松戸市、葛飾区、江戸川区
議題 葛飾区洪水ハザードマップの作成について
成果 葛飾区が作成する荒川洪水ハザードマップに隣接する市川市、松戸市への避難ルートを記載しました。

モデルプロジェクトの実施

モデルプロジェクトの運営

プロジェクト構成員

川口市、戸田市、鳩ヶ谷市、松戸市、市川市、足立区、葛飾区、江戸川区
埼玉県、千葉県、東京都
関東地方整備局、荒川下流河川事務所

プロジェクトの目的
  • 緊密に情報交換できる「顔の見える関係」の構築を目指します。
  • 都県境を挟んだ、災害時の広域的な相互応援のあり方を検討します。
  • 荒川のはん濫を想定した広域的課題をモデルケースとします。
プロジェクトの目標
  • 短期目標:1都2県8区市の災害時の「ホットライン」の設置
  • 中期目標:荒川などの河川水位を共通の指標にした行動指針の作成
  • 長期目標:被災自治体を周囲の自治体が相互に応援できる枠組みづくり

モデルプロジェクトの実施 - モデルプロジェクトの議事内容

第1回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成20年7月9日(水)
議題 構成員と検討にあたっての目標
今後のスケジュール
報告事項…大規模水害専門調査会について

第2回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成20年10月8日(水)
議題 連絡体制の構築の検討
大規模水害予見時の相互連携の検討
報告事項…大規模水害専門調査会について

第3回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成20年12月24日(水)
議題 共通データ基礎表について :
自治体アンケートの集計結果について :
報告事項…大規模水害専門調査会について

第4回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成21年2月26日(木)
議題 通信連絡態勢の整備と運用について :
プロジェクトモデルにおける検討のまとめ :
報告事項…大規模水害専門調査会について
      …水災害予報センター(仮称)について

第5回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成21年6月2日(木)
議題 モデルプロジェクト検討について(これまでの経緯、検討手法、今後の予定)
ホットラインの更新について

第6回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成21年6月30日(火)
議題 広域避難に当たってのアンケート調査結果について
避難シミュレーションの初期条件について

第7回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成21年12月14日(月)
議題 避難シミュレーションの作成について
今後の進め方について

第8回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成22年3月25日(木)
議題 避難シミュレーションについて
今後の進め方について

第9回広域避難モデルプロジェクト

日時 平成22年6月29日(火)
議題 モデルプロジェクトの検討
これまでの経緯及び課題の整理について
今後の予定について